体にいいものにこだわって! 悠々粋亭

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20160216病気にならない身体免疫力アップ法

Last update 20160219
2016年 2月 16日 ≪たけしの『みんなの家庭の医学』≫より
病気にならない身体を作る冬の免疫力アップ法SP
    

「インフルエンザ」「がん」も予防!
免疫力を上げる2つの方法!?


インフルエンザが、今、まさに流行のピークを迎えようとしている。そんなインフルエン
ザや風邪などの病から私たちを守ってくれているもの!それこそが『免疫細胞』

免疫細胞は、ウイルスや細菌などの外敵を撃退してくれる!とはいえ、インフルエンザや
風邪に毎年のようにかかる人と、殆どかからない人がいます。その差は、免疫細胞の強さ、
すなわち、『免疫力』だと考えられています。
この免疫力こそ、病気知らずの身体を作るのに、必要不可欠な『健康長寿の要』

■最新の研究で分かってきた免疫力アップの2つの重要キーワードを先取り!
免疫力を簡単に上げる方法
病気にならない身体を作る 冬の免疫力アップ法SP

私たちの身体を、さまざまな病から守ってくれる「免疫力」!
インフルエンザや風邪だけではなく、日本人の死亡原因第1位「がん」、実は、がんになら
ないのも、この免疫力のおかげ!
私たちの身体の中では、毎日のようにがん化した細胞が生まれていて、その数は日に数千
個ともいわれ、そのがん化した細胞を、免疫細胞が日々体内をパトロールして発見、がん
化した細胞を殺してくれている。なかでも重要な免疫細胞が、ナチュラルキラー細胞(通
称NK細胞)
。外敵を手当たり次第に殺す、文字通り生まれついての殺し屋だそうです!

NK細胞が、がん細胞を撃滅する貴重な画像を見てみると、培養したおよそ1万個のがん細
胞に、NK細胞を入れ置いておくと3時間後にはがん細胞が殆ど死に絶えた。NK細胞がが
ん細胞を攻撃しやっつけてくれたのです。

もしこのNK細胞が働かなくなってしまうと、1万個あったがん細胞が、2日後には隙間
が全く見えないほどびっしり増殖。およそ2倍にまで増えてしまい、こうなると、がんを
発症する可能性が高くなってしまうそうです。まさにこのNK細胞の力、すなわち「免疫
力」が病気知らずの身体を作る必須条件と考えられるのだそうです。

しかし、この免疫力、知らず知らずのうちに落ちている可能性が・・・
その最大の原因の一つが「加齢」、NK細胞の能力を表すNK活性の変化を、年代別に見て
みると、20代で最も活性化、70代以降は半分以下に低下!
これでは、年とともにがんになりやすいのも当然!

しかし、免疫力アップに繋がる可能性のある新事実が判明!
免疫力を高める生理学研究の権威
長野県 松本市 信州大学 医学部 名誉教授 大橋 俊夫先生

先生によると免疫力の低下には、ある意外な原因が関係しているといいます。それは、免
疫が落ちるということは、我々の身体の中にある免疫細胞が休んでしまう、あるいは、寝
てしまっているということなのだそうです。

それはいったいどういうことなのか?
普段、免疫細胞は身体中に網目のように張り巡らされたリンパ管の、要所要所にあるリン
パ節と呼ばれる部分で常に待機し、そこから定期的に出動し、血管を巡って全身をパトロ
ール、異物を発見するとすぐに攻撃して、病から身体を守ってくれているそうです。

ところが何らかの原因で、この免疫細胞の動きが悪化、リンパ節の中で休んだまま、パト
ルールをサボってしまうことがあるというのです。これこそが免疫力低下の大きな原因の
一つではないかと先生はおっしゃっています。

では、いったん低下してしまったその免疫力を上げるには、どうすればいいのでしょうか?
免疫力を上げる方法は、免疫担当細胞が眠っていたり、休んでいるのを起きてもらうとい
うこと!

これが免疫力アップの、1つ目のキーワード
休んでいる免疫細胞を『たたき起こす!!』


その方法とは?
食後に20分間、ある簡単なことをするだけ!


その「あること」とは!?
昼食後の2時間後に、20分間『横になること』


なぜ、横になると免疫力が上がるのか?
横になるということで、リンパが流れやすくなった。このリンパ液を流すと、休んでいた
り、眠っていた免疫細胞が目覚めて、活発に起きて働いた!

カギとなるのは、リンパの流れ
NK細胞は、リンパ節からリンパ液の流れに乗り出動、血管を巡って全身をパトロールして
います。この出動命令を出しているのが、リンパ液に含まれるタンパク質の一種で、勢い
よくリンパ節に流れ込むことで、NK細胞に刺激を与え出動させると考えられています。

ところが、リンパ液の流れが悪くなると、リンパ節に流れ込むタンパク質の量が減るため、
NK細胞がサボりがちに!それが、免疫力の低下に繋がっているのではないかというので
す。
そして、このリンパ液の流れを良くすると、NK活性が上昇することが、先生の研究で判
明!リンパ液の流れを良くする簡単な方法こそ『横になる』ということ!

そもそもリンパ液は、血液にとっての心臓のようなポンプ機能が無いため流れが滞りや
すい。そのため立ち姿勢や座り姿勢が続くと、重力の影響で流れが悪くなり、特に下半身に
溜まりやすくなるのです。
しかし横になると脚に溜まったリンパ液が、スムーズに流れ始め、上半身へと戻ってきま
す。するとリンパ節にタンパク質が大量に流れ込みNK細胞を刺激、休んでいたNK細胞
が張り切ってパトロールに出掛けるようになると考えられるのだそうです。

さらにそれだけではありません!
横になることと、腹式呼吸をすることで、よりリンパ液の流れを良くする!

では、なぜ腹式呼吸が良いのか?
身体の中に張り巡らされているリンパ管の中で、お腹の裏の所に「乳び槽」と呼ばれると
ころがあり、これが足や腸からのリンパ液を溜める場所。

私たちのお臍の上あたりには、足や腸からのリンパ液が溜まる乳び槽と呼ばれるタンクの
ような部分があり、ここはリンパ液が溜まると膨らむため、その膨らんだ時に腹式呼吸を
すると圧力が加わり、溜まったリンパ液を一気に流せるということが、先生の研究で明ら
かになったのです。

この時、腸からのリンパ液が多く流れることが、特に重要なのだそうです。
腸は外と繋がっているため、異物が侵入することが多く、免疫細胞の中でも精鋭部隊が腸
に集中、リンパ液とともに腸から全身へ免疫細胞の精鋭部隊を流せるのだそうです。

食後にやらないとダメなのか?
食後は、脂肪分などが小腸のリンパ管から吸収される。食事の2~3時間後は、腸からの
リンパ液が大量に流れ込む。
食事に含まれる脂肪分の多くは、小腸のリンパ管から吸収されます。そのため、食事の2
~3時間後は、脂肪分を含む大量のリンパ液が腸から流れ込み、乳び槽が最も膨らむ時間
帯。だからこそ、昼食に限らず、食事をして2時間程度経った時間に、横になって腹式呼
吸をするのが、リンパ液を流すのに最も効果的だと考えられるのだそうです。

食後、乳び槽のリンパ液を流す、腹式呼吸のコツは!
手をお臍のあたりに置き、お腹が呼吸とともに膨らんだり、凹んだりするのを、
しっかり手で確認しながら行うこと!!

1)鼻からゆっくり息を吸い込み、お腹をしっかり膨らませる
2)お腹が凹むのを感じながら、口からゆっくり息を吐く

1分間に2~3回
1回約20秒くらいかけて、ゆっくり呼吸する


さらに免疫力を上げる方法は、寝ながら腹式呼吸だけではありません!
もう一つの、簡単な免疫力アップ法がある!
東京都 港区 国際医療福祉大学 大学院 教授 前田 眞治 先生

免疫力アップの、2つ目のキーワード
免疫細胞を鍛える!!


いったいどうやって鍛えるの?

実は、私たちが日々行っている生活習慣の中に、
この免疫細胞を簡単に鍛えられる生活習慣がある!
それは、『お風呂』


私たちの体温は、皮膚の表面では外気の温度に応じて上下するが、身体の内部の温度、深
部体温は、外気の影響を受けず、常にほぼ一定に保たれています。この深部体温をお風呂
に入って1度程度上げることで、その熱がストレスとなり、免疫細胞を鍛えることができ
る可能性があるというのです。

実は、前田先生は、入浴がもたらす健康効果のスペシャリスト!
先生の研究によると、お風呂の入り方に少し工夫することで、深部体温を1度前後上げた
ところ、NK活性が入浴前のおよそ1.3倍上昇していた。

ということは、
寝ながら腹式呼吸に加え、先生の入浴法で、さらなる免疫力アップが期待できる!

深部体温を1度上げ、免疫力アップが期待できる簡単入浴法は?
41度のお湯に、15分程度肩まで浸かって、ゆっくり温まる


※時間はあくまでも目安ですので、体調に注意して行ってください。

少し長め(約15分)にお湯に浸かることで、外気温の影響を受けにくいので、身体の内
部まで十分熱を伝えられる。

この時深部体温が、1度上がったかどうかを知る目安は、額に汗がにじむこと!

NK細胞をたたき起こす ⇒ 寝ながら腹式呼吸
NK細胞を鍛える ⇒ 入浴法


是非、お試しを!!



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